中国語中級テキスト 心に残る中国語

関西大学中国語教材研究会編
2005年10月20日
金星堂
(これ以前に試用版が関西大学出版より出版されている)


言語の知識は、脳の「言語野」というエリアに蓄積されていると言われる。しかし本書は、敢えて『心に残る中国語』という名前を付けた。すばらしい文章を心で触れ、知識の習得というより、言葉の感性を育てることに重点を置きたいからである。中国では、暗唱することによって、名文の精華を吸収し、表現を豊かにする学習法が国語教育の現場で重宝される。このように培われた言葉の感性は、外国語の学習を含め、言語能力を大いに高めることができると考えられる。速攻型の実用書も良いが、真夏の氷山のように徐々に溶けていき、乾きの大地を潤う、このようないつまでも心に残る教科書で中国語を勉強していただきたい。(前書きより抜粋)

【目次】
第1課:愚公移山 毛沢東
第2課:養花(一)老舍
第3課: 養花(二)老舍
第4課:懐念德熙(一)汪曾祺
第5課:懐念德熙(二)汪曾祺
第6課:貝殻 席慕蓉
第7課:小桔灯(一)冰心
第8課:小桔灯(二)冰心
第9課: 藤野先生(一)魯迅
第10課: 藤野先生(二)魯迅
第11課: 藤野先生(三)魯迅
第12課: 藤野先生(四) 魯迅
第13課: 荷塘月色 朱自清

 

この教材への参加者

沈・紅粉・石井・須田・宅間・四方・阿部・氷野・伊伏・岩田・谷口・高岸・安達